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最新の調査結果

               

調査結果概要

コロナ禍で「地域の元気」と「住民の幸せ」の質に変化

賑わいの減退、地域住民の集いの場の減少が「元気度」「幸せ度」押し下げ
一方で、地元の生活が再評価され、地域の「あるもの探し」が表面化

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「地域元気指数®(地域元気度)」は、全国の男女約10万人を対象に、現在自分が暮らす地域がどのくらい元気かを1~10点で採点してもらい、その平均値を自治体ごとに算出した独自の指数です。
また、郷土愛や経済、住民交流など5分野全47項目にわたる設問を通じ、地域元気度の源を探る手がかりを提供しています。
「幸せ指数(幸せ度)」は、同調査において、自分がいまどのくらい幸せかを1~10点で自己評価してもらい、その平均値を自治体ごとに算出した独自の指数です。
住民自身による評価を「見える化」し、全国における位置や経年変化を把握することのできるユニークな基礎調査として、学術研究分野や国・地方公共団体の施策立案などで活用されています。

<TOPICS>
1. 地域元気度と幸せ度
●コロナ禍で、地元の生活が再評価され、地域の「あるもの探し」が表面化

2019年から2020年で、地域元気指数(5.66→5.52)、幸せ指数(6.10→6.04)ともに大きく減少。
ただし、地域元気指数に比べて幸せ指数の減少幅は小さく、幸せ指数が増加している地域もある。

昨年度の調査結果を“beforeコロナ”における住民の評価とすると、今年度の調査は“withコロナ”における評価といえる。昨年度に比べ、「地元で買い物する人が多い」「行政の首長や職員に熱意がある」「買い物がしやすい」などの回答割合が高くなっており、コロナの影響で、地元の生活を改めて見直す意識が高まったとみられる。また、「地域のことを深く知り学んでいる」「大切に守り続けたい地域資源がある」「自慢したい地域のモノ・コトがある」など、地域の外よりもむしろ内側に目を向け、独自の魅力や資源を再評価する「あるもの探し」の動きが表面化しつつある。

一方、昨年度に比べ、「外国人観光客」「国内観光客」「新しい店や施設」など賑わい関連や、「地域の祭りやイベント」などコミュニティに関する要素の回答割合が低下しており、賑わいの減退や地域住民の集いの場の減少が、地域元気指数や個人の幸せ指数を押し下げている。

地域元気指数・幸せ指数推移

47要素の上位10、低下5位

2. 元気の要因と幸せの要因
●生活環境、子育て・教育環境、公共施設・行政サービス等の生活関連施設・サービスの充実が、地域の元気や個人の幸せをもっとも左右する。

【賑わい】は地域の元気を高め、【生き生きとしたコミュニティ】は個人の幸せ感を高める。

元気度や幸せ度を高く評価した人と低く評価した人で、どの要素に差が出るか分析を行った。差が大きいものほど、元気度や幸せ度を大きく左右する要因と考えられる。
地域の元気度、個人の幸せ度ともに、差の大きな要因は、「生活環境で困ることが少ない」「子育て・教育環境が整っている」「公共施設が充実」など、【住みやすさ】に関わる要素であった。生活関連施設・サービスが充実していることが、元気を感じたり、幸せを感じたりするための最重要ポイントであるといえる。
また、「地域に楽しめる場所がある」「若い人が多い」など、元気度には【賑わい】が大きく影響している一方、「高齢者がいきいきしている」など、幸せ度には【コミュニティ】に関わる要素が影響することがわかった。

元気度・幸せ度に差がでる要因

<参考>元気度・幸せ度ランキング
県・市・町村ランキング表一式

調査概要
【調査方法】インターネットによる調査
【調査対象】全国20~69歳の男女
【調査時期】2020年8月4日~8月17日
【サンプル数】100,000人
【集計方法】全国の市区町村人口規模別30区分×男女×年代3区分=180区分別に割付けて回収、平成27年国勢調査の人口構成に基づき、ウェイトバック集計を行った。

地域元気指数調査2020

全国「地域元気指数調査2020」News Release [PDF]
※データを転載する際には、『「地域元気指数調査2020」(株式会社アール・ピー・アイ調べ)』と明記いただきますようお願い申し上げます。