地域振興/産業振興/リサーチ・マーケティング/事業プロデュース・マネジメント 株式会社アール・ピー・アイ

事業内容

人材育成

女性農業地域リーダー育成支援事業

女性農業者の能力を活かし、地域を引っ張る次世代リーダーに

農業就業人口のうち、40-60歳代をみると、女性就業者は男性就業者を上回っており、農林水産業の担い手として重要な役割を担っているといえます。また、女性が参画している経営体は販売金額が大きく、女性役員・管理職がいる経営は売り上げや収益力が向上する傾向がみられます。しかし、現状をみると、女性リーダーはまだまだ少ないという状態にあります。
そのような中、本事業では、女性農業者が地域や仲間と協働し、地域・社会の課題解決を先導する存在として活躍できるコミュニティリーダーの育成を目的として、「女性農業コミュニティリーダー塾」(全8回)を実施しました。RPIは、女性農業コミュニティリーダー塾の運営事務局として事業の円滑化を支援しました。

講義(インプット)と実践(アウトプット)の繰り返しでスキル・経験を身に付ける

塾の進め方は基本的に講義で知識・スキルを学ぶ(インプット)→受講生が地域に戻って実践(アウトプット)→講義にて実践の振り返りと新たな知識・スキルのインプット、の繰り返しで進めていきます。インプットとアウトプットを繰り返すことにより、確かな力を身に付けることを目指します。
また、講義では主に2種類の知識・スキルを学びます。1つ目は地域の関係者を巻き込んだワークショップ運営スキル、2つ目は対人関係を解決していくためのコミュニケーションスキルです。この2種類の知識・スキルを合わせて身に付けることで、地域で起こり得るさまざまな課題を乗り越えられる力を身に付けます。

全国に仲間がいる心強さ

塾を終えて、多かった感想の一つが“全国に仲間がいる心強さを得られたこと“でした。話を聞くと、地域でアクションを起こすとき、なかなか同じ熱量で語り合える仲間が見つからず、孤独を感じることがあるそうです。しかし、本塾を通して出会った仲間は、皆が同じ想いを持ち、それぞれの地域で頑張っている仲間ばかり。この新たなつながりは受講生にとって大きな励みになると同時に、受講生同士の連携により新たな取組も始まっています。さらに、2019年度は2期生がスタートしており、全国の同期だけでなく、期を超えたつながりも期待されます。

ワークショップスキルを磨きます

先進地視察も行いました

女性農業地域リーダー育成支援事業
(農林水産省 女性が変える未来の農業推進事業)

  • 期間

    H30年度(2018年度)

  • クライアント

    (一社)日本能率協会